幸せへのキセキ★★★〜憎めない王道映画〜


公開直前に『世界仰天ニュース』で同じ実話を扱い、総てストーリーを把握してしまったが為に観に行かなかった映画。
まさかの「実話ものデメリット」であった…。ちなみに実際だと、ネットオークションで能動的に動物園を買って、奥さんは引越し後も存命であられました。


 シガーロスの音楽が素晴らしい!!正確にはSigurRosに所属するJonsiが音楽を担当している。最近、映画界はシガーロスブーム。『127時間』『預言者』『宇宙兄弟』でも使われていた。「例えどんな映画でも最後にシガーロス流せばなんか感動する」という「シガーロス効果」もよく見られる(※類似品に「ミスチル効果」)。今回はジョンシーが丸々担当しているので、映画の世界観を際立たせる素晴らしいクオリティになっております。
 「王道ないい映画」のスタイルをとっているけど、正直惜しいところは多い。あと見てる間は長く感じる。だけど、音楽と画面の彩色が素晴らしく、キャラも立っていたのでなんだか憎めない映画に仕上がっていた。むしろ褒めたくなる後味…。キャメロン・クロウ監督の持ち味かな。タイトルの「キセキ」は「奇跡」ではなく「軌跡」だと思う。


 大好きなスカヨハが飼育員役で出演。見る前は「田舎の動物園にボディコン美女がいんの〜〜?」と思っていたが、登場早々「あたしは男も作らず熊のフンを肥やしてきた…!!!」と放つスカヨハ・・・。他にもトラと会話したり、蛇を掴んだりカラダを張るヨハ!!!!!!イメージと違ったどころか、飼育員が馴染みすぎていてこのまま就職しないか心配になった。

【ネタバレ感想】
 「ねぇ、動物と人間どっちが好き?」「え〜〜人間かなっ☆」←衝撃のシーンですが、これは久しぶり/初めてのカレシが出来てはしゃぐ描写です。

WOWOWにて鑑賞)