名探偵コナン 絶海の探偵★★★〜本気のコナン映画〜


蘭姉ちゃんが遂に死体を見ても叫ばなくなった・・・。
むしろ「私のお父さん探偵なんですけどどうですか?」と関係者に営業していた・・・。
アクションは『パイレーツ・オブ・カビリアン』並の跳躍だったし、正に蘭姉ちゃんの映画である。
某国のスパイと戦って「くっ・・・!流石・・・!!!」と言う強さに笑った。
灰原はあんまり出ない。


案外柴咲コウがガッツリ出ている。
タレントゲストだからDAIGO並の出演量かと思ったら…。もはやレギュラーになりそうなレベルで主要キャラだった…。
お柴が『ガリレオ』を蹴ってまでやりたかったことってこれなの?
眉毛がなんか変だった。


 自衛隊イージス艦で事件に巻き込まれる話。当然のように海上自衛隊に協力を得ていて、まるで教育ビデオのようにイージス艦知識がつく。その割にシナリオ自体は「自衛隊面目丸つぶれ」状態で、なんだか心配になった。(参照;2008-12-17自衛隊の中に亡国(多分北朝鮮)へ情報を流すスパイがいるとか、怪しい密輸船を思いっきり国内に入れちゃったりとか…。
 作風が変わったと思ったら脚本家が『相棒』の人だった。『相棒』って「陸自がウィルスをばら撒いた」って回もやってたよね?…と思ったけどその回と本作は違う作家だった。まー『相棒』作家だけあって退屈はしない真面目な造り。近作では顕著だった「ネタ色」も少なくなっている。ただガチなストーリーなら『コナン』じゃなくて他の映画見る、って思う節はある笑。

(TOHOシネマズ有楽座にて鑑賞)