鍵泥棒のメソッド★★★〜香川照之、遂に松浦亜弥になるの巻〜
ーー入れ替わった人生、大金の行方、そして結婚ーーその先にはなんと、史上最高に爽快でトキメくラストが待っている!?
貧乏な役者とリッチな殺し屋の人生がヒョンなことから入れ替わるはなし。
主人公である役者(堺雅人)と殺し屋(香川照之)は銭湯でファーストコンタクトを迎えるのですが。
堺雅人、脱いでます。
裸体がめっちゃ綺麗。
エロいと言うより、ミケランジェロ的な美しさ。
裸体をガン見してたら、いつの間にか貧乏なはずの堺雅人がベントレーに乗ってて、香川照之が、死んでた・・・。
(※死んでません)
殺し屋・香川照之も、銭湯に入るので勿論脱いでますが。
別に「綺麗」ではないので・・・ ←失礼
そのかわり字がめっちゃ綺麗。
筆跡が。
さすが東大生。 ←香川さんの忘れられてる設定
香川さんは記憶喪失になり、「リッチな殺し屋」から「記憶喪失の貧乏人」にジョブチェンジします。この演じ分けが見事!
カッコいいし、かわいい!
今回の香川照之はあややの「セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなの〜〜?♪」を歌い切れる、二面性!! (松浦亜弥『ね〜え?』より。)
今まで「第二の竹内直人」とか言って、ごめんよ、照之・・・。
婚活中のヒロインには広末涼子。
さいきん邦画で流行ってる棒読み系ヒロインですが。(『まほろ駅前多田便利軒』にも出てきた)
棒読み女優に・・・棒読み役・・・?という恐怖をいだきましたが。
いざ見てみると、アレです。
「かわいいは正義」なんで。終了です。
「残尿感が一切感じられない透明系」ことヒロスエ、最近はワタミの社長化が進行しているのを危惧してましたが。シアターだと普通にかわいい〜。
(←ワタミ化が見られるヒロスエ画像)
【※ネタバレ感想】
こーいう「全ての要素を回収する器用な映画」。欠点が無い故に「予想外」が皆無なんで「芸術は爆発やろ!!そんな器用な人生見たくはないんや!!」と逆切れしちゃって、好みじゃないんですが。本作は香川照之と広末涼子のカップルが良かったので、結構好きでした。
(TOHOシネマズ六本木ヒルズにて鑑賞)