4:44 地球最期の日★〜世界が終わる前の痴話喧嘩〜


  ーーこの瞬間、誰を愛すのか。
滅亡間近の地球で生活するカップルのはなし。
coco - 映画レビューサイト提供試写会にて一足早く鑑賞。


主役、ゴブリンかい。
(※『スパイダーマン』の悪役・ゴブリンを演じたウィレム・デフォー

あと1日で地球滅亡するらしい、って状況に置かれたゴブリンとその彼女。
「この世の終わる前、なにがしたい?」ってことで。
結構濡れ場が多い。
しかもガチな濡れ場。
開始早々、長きに渡るゴブリンのセックスシーンを見せられ、客席にも「世界の終わり」感が広がってました。 ←やや私情
見たくはなかった、ゴブリンの乳首と性器。


世界が終わる前、人々はSkypeをしたり、パーティをしたり…。
ゴブリン宅では、「女は強く男は弱い」状況に。
男であるゴブリンの方が、彼女よりビビってます。
ゴブリンが、TVのダライ・ラマと会話し始めた時は、こいつスパイダーマンの時より追い詰められてんな・・・って心配しちゃいました。


それだけで終わるはずは無く、ある展開が。
ゴブリンと彼女が大喧嘩します。
ゴブリンの発言がきっかけでね!
しかも、「世界の終焉を前にしても割と許されない感じ」の、喧嘩…。
「こーんな彼女怒らせちゃって、世界終わる前に仲直りできんの!?!?」というある種スリリングなドラマに。
男側の「言い訳力」にこうご期待!

まあ、「世界の破滅で人間を描くアート系」なら、これ見るよりか『メランコリア』ですな。
試写前に紹介された「マヤ暦で人生滅亡するって言うけど、マヤの人たちの世界って中南米だけだから、滅ぶとしたら中南米だけ、丸々無くなる。」って一説には笑った。
(シネマート六本木にて鑑賞)