ラストスタンド★★★☆〜ゆるシュワ〜


ゆ、ゆるすぎる・・・。
どれだけゆるいかって言うと、銃弾が飛び交うのに『大長編ドラえもん』っぽい空気が流れており、シュワちゃん本人もたるんでてドラえもんみたいだった。


ツッコみポイントも多すぎて暇にならない。
シュワちゃんは田舎の保安官で、職場は4人体制なんだけど…。
地元でおじいちゃんが殺された→シュワ、殺人現場に行き、部下に「タイヤ跡は見たか?」と質問→部下2人「ヒェ〜〜見てましぇ〜〜ん!!見に行きますだぁ〜〜!!」→庭のタイヤ跡を見た部下2人「タイヤ跡!あった!追って犯人の所まで行こう!!」→勝手に2人で犯人の所へ向かうアホすぎる若造2人

極めつけは、地元の殺人事件を追いながら「LA所から逃走犯が出た」報を聞いたシュワちゃんが…
シュワ「この事件とLAの逃走犯は…繋がっているぞ…!」←なんでわかんの?


楽しい西部劇ガンアクションの他にカー・アクションもあったんだけど、
1000万馬力のスーパーカーにただのシボレーが普通に追いついていた。
銃撃戦経験が無い田舎女性保安官の射撃の腕が神級だったり…。
保安官バッジの扱いが超チャラかったり…。

そんなゆるいコメディ風西部劇である。グロいシーンは結構ある。
「お約束」と「リアリティよりもお祭り感重視の戦闘描写」は日本っぽい。
周りの見に行った人(計4人)みんなつまんなかったって言ってるけど好きだよ!

(TOHOシネマズ六本木ヒルズにて鑑賞)