ドライヴ★★★☆〜容疑者Xの献身〜


童貞映画と聞いていたけど、全然童貞じゃなかった・・・。
予告で出てたから貼るけど↓

マウストゥマウスまで行ってま〜〜〜〜〜〜すっ☆
童貞だったらこんなハードボイルドな無理やりチューは出来ない。。。

夜はマフィア犯罪の手助けをしているドライバーが、子持ち人妻に恋してしまう話。
人妻役のキャリー・マリガンさんは今回も勿論不幸。出所した夫がマフィアとの抗争に巻き込まれ大変なことに…。それを主人公が察知し…。。っていう『容疑者Xの献身』と大体同じ話。
『容疑者X』の堤真一は童貞ぽかったけど笑。
しかしキャリー・マリガンは『わたしを離さないで』『シェイム』、これ、おまけに『華麗なるギャツビー』と不幸を演らせれば随一の子鹿系女優である。


とにかく演出や音楽がクール。
ライアン・ゴズリングも、ヒロインといる時はとても優しそうなのに、暴力を振るう際は恐ろしいほど機械的で迫力がある。その「同じ人間としは思えない」2面性が作品にも効いてくる。(彼はどちらの方向へゆくのか、、、?)
映像的新鮮さだけでなく犯罪映画の伝統を踏襲した上で新時代を切り拓こうとする、評価されて納得の現代映画。
 参照(※ネタバレ注意)→『ドライヴ』 半死半生論 | 小野寺系の映画批評
「こうして人は悪へと染まってゆく」の一例。

WOWOWにて鑑賞)