アイアン・スカイ★★★☆〜真面目なB級ムービー〜


ナチスが生きてたことよりペイリンがアメリカ大統領の方が恐怖
…そんな「月のナチスが攻めてきた!」映画である。


ドB級かと思ったら結構マジめな造り。
「B級だけどB級に徹しようとしている真面目さが染み渡っている」、そんな感じ…。
現代主要国への皮肉ジョークも多くておもろかった。
題材が題材だからデリケートな面には丁寧な造りであえて言うならチャップリンの『独裁者』が一番DISられていた。


ヒロインの人は、顔はもろゲルマン系な硬いかたちなんだけどアホっぽくてかわいい。つまり演技力すげ〜。
アフリカ系主人公との漫才がおもろい!
総帥候補のナチ男は『ヒトラー最後の一日』にも出演していたらしい。
そんな本格ナチス映画のあとに何をやっているんだ…笑

WOWOWにて鑑賞)