あるスキャンダルの覚え書き★★★〜喪女ホラー〜


ジュディ・デンチケイト・ブランシェットに片想いストーカーする」恐ろしい映画・・・・。そこからして恐ろしいよ!原題は「Notes on a Scandal」。ジュディ・デンチがストーキング記録を日記に書き留める設定から来ている。邦題はほぼ直訳だけど、デンチのストーカー日記は「覚え書き」どころではない迫力を見せている。


 あのケイト・ブランシェットが超美人に見えるところから二人の演技は凄い←失礼。主人公のジュディ・デンチはベテラン中学校教師。その学校に美人教師ケイト・ブランシェットが赴任してくる。恋愛感情をケイトに抱いてるようなデンチ。一方、人妻で2人の子どもを持つケイトは、生徒と関係を持つ、、。っていうメロドラ的シナリオ。作中で男子中学生が一番エロかった。ジュディ・デンチの入浴シーンもあるよ!


 エリザベス女王を演じオスカーにも輝いた実力派女優の共演。「世代交代」劇が期待されたものの、年配のデンチがケブラを喰ってしまっている……。性格も悪い恐ろしババアなのに、時折見せるか弱い少女のような表情!ちなみに笑おうとして見たけど、2人の演技やフィリップ・グラスの音楽で緊迫感バリバリ・・・!!!!終わりあたりのケブラは笑えた。デンチはキャラが立ちすぎているので、ホラーシリーズ化できるのでは…。

【ネタバレ感想】
 ジュディ・デンチは同性愛者じゃなくてガチもんの喪女だよね。「バスの運転手〜」という言葉から察するに…。女は「異性として」見てこないから接触ハードルが低いというだけっぽい。余計怖い。

(DVDにて鑑賞)