スタンド・バイ・ミー★★★★★〜そばにいてくれないから、友なのだ〜


  ーー12才の夏、誰も大人になんかなりたくなかった…。
仲のいい少年4人が死体探すはなし。

ご存知青春映画。

冒険するのはこの4人。
左から おとなしい主人公・ガキ大将・メガネ・デブ と主人公がいなければ『ズッコケ三人組』メンツ。
名作だけあって「あれってスタンド・バイ・ミーが元ネタだったのか」と気づくことしば☆しば。
意外なところだと『初恋限定。』の旅に出た男子たちの「言い出しっぺが食べ物も金も持ってきてないのか」ってやりとりや、AKB48総選挙の「母に誓ってガチ」とか。 ←本当に微妙


主人公は、小説家志望の内気な少年。(画像右)
今回の冒険で成長するのですが・・・。
成長しすぎて。
というか、変わりすぎて。
ゴッドファーザー』のアル・パチーノを思い出させる“目”になってました。
(不良たちと喧嘩するシーン・・・トイレ漏らすかと思った・・・)


ジャック・ヴァウアーも出てました。
昔の方がユアン・マクレガーに似てる〜〜。
ハゲだけは今と同じ。

友達って家族や恋人とは違って、「帰ったら会える」とか「日常的に"一緒”が当たり前」なわけじゃないんですよね。
学校の友達も、卒業したら毎日会うことは無くなるし。
だからこそ「友情は見返りを求めない」。
家族や恋人みたいに、ある種の楔・制限・責任が友情には無いので。
基本的に「いつでも」「楽に」断ち切れるのが友情。
きっとずっとそばに“いない”からこそ、親友は親友たるのでしょう。
だから最後歌うのさ 「友よ、そばにいておくれよ」

(鉄道映画祭2012 ヤクルトホールにて鑑賞)