うさぎドロップ★★★〜不幸しかない女優・芦田愛菜〜


  ーーまわりを見渡せば、世界は愛で溢れている
祖父の隠し子をサラリーマンが育てるはなし


「不幸しかない女優」こと芦田愛菜さんが主役・・・。
喪服で登場・・・。

物凄い不幸オーラを飛ばす初登場シーンが一番印象に残った。
さすがの名演技である。


幽霊のような女児を引き取ることになったマツケン
残業が無い工場に部署変えしてもらったりと、大変な日々。
児童施設の高畑淳子に「犬猫拾うノリで子育てできんわい!!」とタンカを飛ばされたり・・・。
原作マンガは高畑淳子にアッパー食らいそうなラストでしたが。


マツケンにも出会いがあります。
同じ幼稚園に息子を通わせるシングルマザー・香里奈
彼女はモデルで、なんとマツケンが「よくラブシーンを空想していたモデル」だったのです。
えーと、オナネタってことですよね?

香里奈さんより彼女の息子の方が演技がうまいのもミソでした。


愛菜さんは「老人の隠し子で父の死後ジャマ者扱いされる」「謙遜している子ども」という役ですが・・・。
なんか愛菜さん、見るたびにシングル家庭な気がする・・・。

『Mother』→母親の彼氏にDVされ教師に誘拐される
『Beautiful Rain』→アルツハイマーの父と2人暮らし
のぼうの城』→戦の前に父が出て行く

今後も「不幸しかない女優」・芦田さんに期待である。

WOWOWにて鑑賞)