TIME/タイム★★★〜歴史に残る激ヤバ吹き替え〜




伝説の吹き替え篠田麻里子さんの名演が光る!!!

時間が通貨として売られている格差社会SF。
「25歳で成長が止まる」という設定で、
当時ちょうど25歳だった篠田さんが吹き替えを担当したとのことですが…。
映画の設定が1年でも違ったらこの悲劇は起こらなかったのでしょうか?
まさに「時は残酷」なことが見る前からわかる親切設計!!


「まぁアマンダさんだからいっか」的風潮も感じられる事件でしたが…。
ほら、アマンダさんって演技派なわけではないしさ!!
新米だしね、新米。まだアイドル吹き替えでもいっか、的ポジション。
これがメリル・ストリープだったら大変だったよ。 ←なりません
字幕版を見てから吹き替えに挑戦したのですが、さすがにアマンダさんが可哀想になる惨事が繰り広げられていた。
むしろアマンダさんが演技派に見えるイリュージョン…。
その点では篠田さんはいい仕事をしたと言えるのでは!?

映画自体は気軽に見れてアクションが楽しい娯楽作。
監督はアンドリュー・ニコル。『ガタカ』に続く「生まれた時からの弱者が強者に立ち向かっていく」パターン。
ガタカ』を思い出す海のシーンは感慨深かったです。
あと、ヒロインは大金持ちのお嬢様で、貧困街出身の主人公に誘拐されるんですけど。
お嬢様が貧乏生活をしいられるシーンは「セレブがあえての庶民生活!」番組ぽかった。
アメリカだと『シンプルライフ』とか。日本だと『黄金生活』だな。
WOWOWにて鑑賞)